会津若松市 ご当地ヒーロー ベコイザーR(レッド)

ストーリー
君にとってのヒーローとはなんだろうか?
ヒーローの姿をして街を歩けば、誰でもヒーローを名乗れる。
しかし、それは本当のヒーローなのだろうか?
この物語は、ヒーローになってしまった一人の男が、自分の愛する街にヒーローとして何が出来るのか、それを追い求め戦う姿を描いたものである!
かつては城下町として栄え、そして今は観光都市として存在している地方都市『会津若松』。そこに住む一人の男がいた。
『鶴城 零(つるしろ れい)』。会社員、と言えば聞こえはいいが、町工場で働きつつ、羊毛フェルト作家『羊毛屋ぜろ』として細々と活動している、何の特技もない男である。
彼は少年のころから、ヒーローに憧れていた。だが、憧れているだけで大人になっていき、気が付けばただのヒーローを見ているだけの大人になっていた。
なんの刺激もない生活の中、彼はふと、こんな事を考えていた。
「会津の民芸品の赤べこをヒーローにしたら、面白そうだよな」
早速彼は紙とペンを手に取りイメージを絵柄にし、そしてニードルと羊毛を巧みに操り、一体のヒーローを形にした。
身長約15cmの羊毛人形。だがそのボディには、零の心に潜む会津魂が確かに込められていた。
それは、こう名付けられた……
『ベコイザーR(レッド)』と……
ベコイザーRが誕生したその日から、零はベコイザーRと共に行動した。
「ベコイザーRと共に、会津の今を届けるんだ!」
だがしかし、所詮は羊毛人形。自分で動くことも出来なければ、戦う事も出来ない。言うなれば今の彼は、ぬい撮りをするだけの虚しき青年であった。
そんな毎日を過ごしていたある日、零の夢の中にベコイザーRが現れ、こう告げた。
『…君の力が必要なんだ!
私を…本当のヒーローにして欲しい!』
その日から、零は取り付かれたかのようにあるものを作り始めた。
そして数週間後、彼は遂に、ヒーロースーツを完成させた!
それを身に纏った零は、体の奥から湧き上がるパワーを確かに感じた。
「これは……力が……いや、会津魂が漲る!!」
かくして、ベコイザーRは、自由に動ける体を手に入れた!
いや、鶴城 零が、ベコイザーRとなったのだ!
だが、この会津には、倒すべく『悪』が存在していなかった……
遂にヒーローとしての姿を手に入れた鶴城 零、いや、ベコイザーR!
しかし、倒すべく悪も無く、ヒーローとしての存在価値は果たしてあるのだろうか?
彼は悩んだ。
そして、住んでいる会津若松を宛もなく彷徨った。
そして、ベコイザーRは感じ取った。地方都市が抱える現実を。
シャッターが下りた店舗だらけの商店街。人口減少、高齢化。これは多くの地方都市が抱える問題ではある。
だが、彼はこの現実に対して、こう思った。
「ヒーローの私に、出来ることはあるのか?」
かくして、愛する地元、会津若松の活性化のために、ベコイザーRは戦う事を誓ったのだ!
「会津若松には美しい風景がある。そして、きっと街に元気がある!
それを全国に発信するのが私の使命、そして、この街の元気を守る事が私の宿命!
真っ赤に燃えるぜ会津魂! 戦う民芸品! ベコイザーR!!」
ベコイザーRの地域活性化への戦いは、まだ始まったばかりである……
この物語は、ほぼフィクションではない!
そして、ベコイザーRは実在する!
ベコイザーR(レッド)プロフィール
フュージョンフォーム(R01)

ノーマルフォーム
出身地…… 会津若松市
主な使命:会津若松の人々にエールを、観光客に歓迎の気持ちを送る事。
主な活動:(ノーマルフォーム)Twitter投稿と会津若松で頑張っている人のリポスト、及び動画作成。
(フュージョンフォーム)街頭活動による挨拶とイベントの盛り上げ。
好きな場所:鶴ヶ城と七日町
好きな食べ物:会津ソースカツ丼(エネルギー源)
戦闘スタイル:倒す悪役はいないけど戦うときは空手・剣技で戦う
最近の悩み:会津の食べ物が美味しいので最近下腹が出てきた事
好きな言葉:『ならぬことはならぬものです』
プロモーション動画
メディア登場情報
3/29 TUF「ふくしまSHOW」(19:00~19:54) 出演
出動情報
土日祝日を中心として、随時七日町に出動しています(不定期)
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