【羊毛フェルトのコツ 初級編③】持っていると便利なアイテム
前回はニードルについて細かく説明しましたが、今回は羊毛フェルトを作る際にあった方がいいアイテムを紹介します。
とは言っても、取り寄せないと入手できない道具は一切ございませんので安心してください。(勿論道具にこだわりたい方は、どうぞw)
カットバンフェルティンググローブ(指サック)
指にニードルを刺したくない人は必需品だぁ!
入門編でも少し触れましたが、所謂安全具です。ニードルは細い上に先端が尖っているので、刺さると痛いです。当たり前ですが。
手芸店に売っているものでは1本指のタイプから3本指のタイプもありますが、革製の手袋でも代用できます。
作品を押さえる妨げになりにくいのを選ぶといいでしょう。
ハサミ
これも必需品ではないのですが、あった方がいいアイテムです。
用途としては、シート状の羊毛(ニードルわたわたなど)を切り分ける事と、これは後程解説しますが、作品の毛羽立ち対策に使います。
これはご家庭にあるもので充分ですが、なるべく刃先が尖った物を選ぶのがベストです。
ちなみに、通常の羊毛を切り分けるのにハサミを使うと、かえってハサミで切った毛の断面がだまになりやすいのでハサミはほぼ使いません。
キリ(千枚通し)
これは市販の刺し目などを取り付けたい時に使用します。
ニードルでも代用できますが、これがあるとけっこう深く刺さるのでそれらの部品が取り付けやすくなります。
百均で売っているものでも充分でしょう。
手芸用ボンド
同じく刺し目やストラップを取り付けたりする時の必需品です。
これについては、家にある木工用ボンドでも代用は出来ますが、手芸用ボンドを揃えた方がいいと思います。ただし、手芸用ボンドにも種類がありますので注意が必要です。
主に手芸店やホームセンターに売っています。フェルト用(又はウール用)を選んだ方が良いでしょう。
デジタルスケール
これはあるとかなり便利!
布とは違って刺さないと大きさが決まらない上、刺し加減でも大きさが変わってしまう羊毛フェルト作成にとって、このデジタルスケールがあれば取り分ける羊毛の量を調整することが出来ます。
0.1g単位で計れるものを選ぶと良いでしょう。そんなに高いものでなくても大丈夫です。
ホームセンターや家電店などに売っています。
スケール
はっきり言って説明不要です、ハイw
透明のプラ製の定規など、家にあるもので充分です。
ちなみに私は、百均でノギスを買いましたが、まぁ使い慣れた道具がいいと言う事で・・・。
その他
あとは作りたいものによって、あると便利なアイテムが色々と出てきます。
例えば、ストラップなどの装飾品を作りたい時には平ペンチなど、丸カンを加工する道具も欲しいところです。
ただ、それらは欲しいときに用意するのがいいでしょう。特にアクセサリー加工の道具については専門外名なので……
・大体の道具は手芸店や百均で揃う。無理をして高価な道具は揃えなくてもいい
・ボンドは可能であればフェルト(ウール)用を用意する。
・デジタルスケールは0.1g単位で計れるものが望ましい。
次回からはまた、実際に作りながら解説していきたいと思います。
何を作るかは……お楽しみフフフ……←まだ何も考えていない
≪PR≫