【羊毛フェルトのコツ 入門編⑥】フェルトボールを作る
さて、さっそく実践に入っていきましょう!
まずは、大体10㎝×12㎝くらいに切ったニードルわたわたをご用意ください。ええ、大体で。
目安としてはニードルわたわたを広げて縦半分に割いた後、10等分(つまりは20等分)した大きさです。
その作業にはハサミを使うといいでしょう。ニードル一本で出来ると書いたのは誰だっけ?
ニードルわたわたを丸める
切ったニードルわたわたを刺しながら巻いていきます。
一巻きしたら深くニードルを数か所刺し、さらに巻いて刺していきます。指に刺すのが怖いかもしれませんが、ニードルはゆっくり刺しても問題なく固まります。
また、ニードルは先端が細く折れやすいので、マットに対して出来る限り垂直に刺してください。
慣れないうちはチクチクチク……と小刻みに動かすよりも、ザクッ、ザクッ、ザクッ……と言う感じで刺して固めるのがいいと思います。
巻き終えたら、今度は方向を変えて更に刺しながら巻いていきます。
縦、横に丸めたら、全体をまんべんなく刺していきます。大体丸くなるまで手で転がしながら刺してください。
最初はマットに届く感じで、垂直にゆっかりしっかり刺していきます。コツとしては出っ張った部分をニードルで押して成型する、と言う気持ちで刺していくことです。
ある程度整ったら、ニードルを短く持って表面を刺していきます。
ニードルに中指を添え、刺す深さを調整します。
仕上げに表面を数多く刺す必要があるので、ある程度のスピードを出しても必要以上に刺さらないようにするためです。
どうしても指に刺さるのが怖いときは、押さえている方の手に指サック又は皮手袋を装着しましょう。
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大体丸くなってきたかなと思ったら、掌で転がして丸めましょう。
タイミングは自分の感覚でいいです、ハイ。
一見無責任なことを書いているようですが、自分の感覚大事ですよ。
丸くなったなと思った時点で、フェルトボールの芯完成です!
これに羊毛を巻くので、ある程度凸凹していても問題はありません。
羊毛を巻く
芯が出来たら今度は、黄色い羊毛を巻いていきたいと思います。
大体フェルトボールを巻けるぐらいの量を手でちぎって、繊維の向きを手で整えます。
そして芯に巻いて刺していきます。
芯を作るとき同様、手で回しながら最初は深く、仕上げは浅く刺してください。
大体丸くなったら、もう一回同じ作業を繰り返します。それは刺しムラにより、芯の色が見えてしまわないようにする為です。
ふんわりと仕上げたい方は刺す回数を少なく、がっちり仕上げたい方は刺す回数を多くしてください。
そしてこれも自分の感覚で、いいかなと思ったらフェルトボールの完成です!
今回はここまで!
次回は羽の作成となります。どうかお楽しみに!
・ニードルは垂直に刺す。ゆっくり刺しても大丈夫。
・最初は深く、仕上げは浅く刺す
・ふんわりと仕上げたいときは刺す回数は少なめ、がっちり仕上げたい時は多めに刺す。
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