【羊毛フェルトのコツ 入門編⑨】改めて、羊毛フェルトの世界へようこそ!

ひよこさんの作成を通じて、羊毛フェルトの基本的な作り方の流れを解説していきましたが、いかがでしたでしょうか?

実際、気を張り詰めるほどそんなに神経使う必要はないのです。

では改めて、入門編のまとめです!

心構え編

(参照記事 入門編①

心構えと言っても、精神を集中させるとか、丁寧に作る事を心がけるとか、そんな堅苦しいものはいりません。

とにかく、楽しく作る事。

これが一番大事です!

たとえ造形が崩れても、それは世界に一つだけのあなただけの作品です。決して失敗作なんかじゃありませんよ♪

理論編

(参照記事 入門編②

平たく言えば、

凹凸の付いたニードルで羊毛を刺せば、羊毛が絡まってフェルト化する。

正確に言えば、キューティクルが開いた羊毛同士を絡ませて固める。理屈的にもかなり簡単ですね。

準備編

(参照記事 入門編③入門編④入門編⑤

まずは手芸店などでニードル、マットを揃えましょう。そして古雑誌などで台を作成しましょう。普通の針では凸凹が無いのでフェルト化はまず望めません。

次に、自分の作りたいものを決めましょう。市販のキットから入ってみるのも基本を学ぶいい方法です。

自分自身で材料を入手する場合、色はもちろん、羊毛の種類にも気を払ってください。

ニードルわたわたを芯に使い、羊毛で包む方法か、人工繊維のアクレーヌを使うかは手触りなどの好みで決めると良いでしょう。

実践編

(参照記事 入門編⑥入門編⑦入門編⑧

基本的には、フェルトボールを作って、部品を作って、模様を付ける。大まかにこの3つを抑えれば大体の作品は出来ます。

押さえるべきポイントとしては、

  • 針はゆっくり刺してもフェルト化する。
  • 出来る限り垂直に針を刺していく。
  • 固める時は深く、仕上げる時は浅く。
  • 部品の取り付けや刺繍は、しっかりと位置を決める。

あまり慌てて針を早く動かし、指に刺してしまったら楽しくないですからね。時間かかってもいいので、焦らずゆっくりと作る事が重要です。

最後に

さて、この入門編では、

羊毛フェルトってこわくないよ

と言う事を伝えてきました。形がどうあれ、楽しくできれば全て良しです!

もしこの入門編を読んでみて、『私も羊毛フェルトで何か作ってみたいな~」と思ったら幸いですし、実際に作った写真などSNSにでもアップして頂けたら幸いです。ご一報いただければ喜んで見に行きます!

これにて、羊毛フェルト入門を終了したいと思います。お付き合いいただきありがとうございました!

そして物足りないと思われた方、もっと羊毛フェルトで色々作ってみたいと感じられた方へ。

近日中に『羊毛フェルト講座 初級編』の執筆を開始いたしますので、どうかお待ちください!

≪PR≫